
茶室のある家
四畳半の茶室
祖母が表千家の茶道教授をしていた関係で、子供の頃からお茶を習っているが、やっと習ってよかったなと思えた仕事である。クライアントさんも表千家で、でもカチッとした数寄屋のお茶室ではなく、中国茶なども楽しめるような、あまり格式張らない茶室というオーダーもとても魅力的であった。
私の実家のお茶室も、本格的な数寄屋の茶室というのではなく、家庭のお座敷の延長線上にあるようなお茶室だった。今回も、少しそのようなことを考えた。お茶もできるお座敷。リビングの洋間を庭と連続させるような客待合にして、細い庭を路地に見立てて、四畳半の茶室に入る。日常の稽古ならば、問題なくできるし、工夫次第でお稽古茶事ぐらいならばなんとかこなせる。そんなことを考えて作ってみた。






