
プランB旅行記 その3
2026/08/03
六日目(台北→宜蘭→台北)
ホテルのフロントに頼んで、車をチャーターした。宜蘭に行くためである。一日かけてフィールドオフィス・アーキテクツの建築群の見学だ。A曽さんが無事、復活。四人そろって出発できた。最初に向かったのは壯圍砂丘旅遊服務園区、ランドスケープと一体となった建築を見た後、古い銀行をリノベーションした宜蘭美術館に行く。チャッピーによると宜蘭は小籠包激戦区で、昨日台北で食べた小籠包一八〇元だったのに対し、ここは八〇元。市内の店に負けず劣らず美味しくて、値段は半分以下である。向いの店の炸醬麵屋も行列ができていて、地元ではかなりの人気店のようだ。




日本統治時代から続いた製紙工場をリノベーションした中興文化創意園区に行き、羅東文化工場と冬山駅を見て廻った。運転手は英語が全くできないので、会話はラインのメッセージでやり取りをした。今時は便利なツールがあって、「ライン中国通訳」という友だちを追加すると日本語と中国語をそれぞれの言語で瞬時に変換してくれる。グーグルマップもそうだし、いまや旅行にデジタルツールは欠かせない。エジプト旅行のキャンセルや台湾旅行の計画も、情報を羅列して、チャッピーに、段取りとスケジュールを組んでもらった。おかげで、行きたいなと思っていた台湾の建築もまとめて廻れたし、急ごしらえのプランBの旅行は、実に充実したものだった。




ただ、行けなかったエジプトが旅行中、ふと頭をよぎった。プロレスの場外乱闘のような戦争さえなければ、アガサ・クリスティばりに、ナイル川をクルーズしながら優雅に旅していたのだ。アレクサンドリアで海鮮料理を食べるはずだったのだ。
旅先の孔子廟で四人で、願い事を書いた。
「世界平和」「戦争がない世界になりますように。」、「一日を生きられますように。」
そしていつか、エジプトに行けますように。

※Talk about 61号(JIA近畿支部 住宅部会発行)に掲載されたものです。
旅程
3月1日
朝からキャンセルとエアチケット手配。昼過ぎに完了。
夕方から、旅程のリスケ
3月2日(関空→台北→台中)
9:30 関空集合
12:00 関空発
14:15 台北着
16:30 高速バスで移動
18:30 台中着
夕食:春水堂 創始店
宿泊:BlueSkyHotel(◎)
3月3日(台中→台南)
8:30 第二零售市場で朝食
10:00 台中市立美術館
14:00 台中国家歌劇院
15:00 台中→台南に移動
夕食:阿傑温体牛肉湯(○)
バー:LOLA蘿拉冷飲店(◎)
宿泊:フーシンホテル台南(◎)
3月4日(台南)
8:00 富盛号で朝食
10:00 市場を廻って、台南市美館 2館、林百貨店、南埕衖事
13:30 度小月担仔面で昼食(◎)
14:30 冰鄉でかき氷(○)
15:30 振発茶行で買い物
16:00 河楽広場にいったあと神農街→ホテル
夕食:豐收飯桌(◎)
足裏マッサージ:築楽養生館(◎)
宿泊:フーシンホテル台南(◎)
3月5日(台南→台北)
8:30 長北伝統蛋餅で朝食
10:00 台南市立図書館
13:00 小丰川で昼食(意麺)(◎)
15:00 台南→台北に移動
18:00 寧夏夜市へ
夕食:円環辺蚵仔煎(◎)
バー:故地 GOODY(◎)
宿泊: 苓旅中山館(△)
3月6日(台北→北投)
8:30 媽媽楽早餐店で朝食(○)
10:00 北投図書館
13:00 台北パフォーミングアートセンターで昼食(◎)
15:00 迪化街で買い物
18:00 ホテルに戻る
夕食:杭州小籠湯包(◎)
宿泊: 苓旅中山館(△)
3月7日(台北→宜蘭)
8:30 ホテル出発
9:45 壯圍砂丘旅遊服務園区
10:45 宜蘭美術館
12:00 宜蘭口福 小篭湯包で昼食
13:00 中興文化創意園区
14:30 羅東文化工場
15:00 冬山駅
16:30 ホテルに戻る
夕食:杭州小籠湯包 民生東路店
※最後もやはり小籠包。
宿泊: 苓旅中山館(△)
3月8日(台北→関空)
4:30 ホテル出発
7:30 台北出発
11:00 関空着、帰路へ
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